こんにちは、Yuiです!
私が2020年4月〜脱ステを始めてから、薬を使わない治療法や対処法として読んでみようと思ったのがこちらの本でした!
私は大人になってからアトピーが再発し5年以上も続いてしまっていますが、脱ステをする前は、
幼少期もアトピーだったし、元々の体質だからしょうがないだろう、、
という風に考えていました。
しかし、この本を最初に読んだことで、大人アトピーは
- 体質改善
- ストレス対策
この2つがとっても大切だとわかりました!
(この本に記載されている元新潟大学名誉教授の安保徹先生の理論です。)
この本では大人アトピーがどうして発症してしまうのか?という事がわかりやすく書かれていたので、簡単にまとめてみました。
※私の今までのアトピーの経過については、下記の記事へ。
Contents
アトピーの原因は?
幼少期のアトピーの原因

1980年頃から子供の病気として急激に増えてしまったアトピー性皮膚炎。この頃、何が起きていたのかというと、、
- 豊かな生活が定着
- お菓子にお金をかける
- 塾に通い、外遊びが減る
など、子供達の生活環境が大きく変わっていきました。
安保徹先生によると、アトピーは副交感神経が優位の時に発症すると仰っています。
子供達は、「寒さとひもじさの交感神経型」から、生活が豊かになった事で「飽食と運動不足の副交感神経型」へと変わりました。その為、アトピーが急増したとのことです。
- 活動
- 多忙
- 寒さ
- 空腹
- 貧困
- 緊張
- 休息
- のんびり
- 暖かさ
- 飽食
- 豊かさ
- リラックス
では、なぜ副交感神経が優位の時にアトピーは発症してしまうのでしょうか?
- 副交感神経が優位になる
↓ - 白血球中のリンパが急増
↓ - 過剰に増えたことで、有害で無い物も毒とみなす
↓ - 炎症を起こし排除しようとする
↓ - 血管を広げ血流を増やし、流そうとする
↓ - 痒みや腫れが生じる
このように、アトピーは「毒」を出そうとする炎症として現れます。
大人のアトピーの原因
大人のアトピーは、副交感神経が優位な状態に加え「ストレス」が重なって発症してしまいます。
特に多いのが、副交感神経が優位=ストレスを抱えやすく、それを食欲で乗り越えていくタイプとのことです。
いつも仕事で疲れ切って帰ってくると、食欲で乗り越えていた、、まさに私のことだ!と思いました。
- 副交感神経が優位=感受性が高い
↓ - 出来事に敏感に反応
↓ - ストレスを抱える
↓ - 甘い物などをたくさん食べる
↓ - リラックス効果が上がりすぎてリンパ球が過剰に
↓ - 限界を超える+ストレスにさらされる
↓ - アトピー発症
このように自律神経と白血球の関係を見ていくと、正しい治療をすれば治る病気である、と書かれています。
根本的に見直して治療をすれば、治るんだ、、!
アトピーを自力で治す為の正しい治療とは?
幼少期のアトピー対策
子供のアトピーの治療としては、体質改善とされています。
- 甘い物を摂りすぎない
- 適度に紫外線を浴びる
- 運動量を増やす
(交感神経を鍛える)
これらにより、成長による自然治癒を後押ししていきましょうとのことです。

大人のアトピー対策
大人は、先ほど《幼少期のアトピー対策》の段落であげた体質改善に加えて、ストレス対策をすることがとても大事であるとされています。
とは言っても、食欲でストレスを乗り越えている大人のアトピーの方が、いきなり食事改善をすると、ストレスを感じてしまいます。
いきなり食事制限とかしたら、ストレス発散出来なくなっちゃうよ!
その為、まず最初に!ストレス対策を行うこと。
ストレス対策
自分を変えられる唯一の存在は、自分です。
引用:アトピーを自力で治す最強事典/ 元新潟大学名誉教授 安保徹先生
自分を変えることは成長となり、人生の楽しみにつながります。
まずは、自分を見直すことから始めて下さい。
ストレスは、人それぞれあると思います。
毎日通勤電車に乗って会社に行くことが辛かったり、人付き合いが苦手だったり、子育てが想像以上にきつかったり、家族の仲に問題があったり、、。
すぐに環境を変えることが出来れば何よりですが、なかなかそう出来ないからストレスを抱えてしまう方が多いと思います。
仕事を辞めたいけど、お金の問題もあるからすぐに辞めるなんて無理だよ、、
子育ては絶対に投げ出したくないよ!
しかし安保先生は、過敏な自分を変える努力をしていくことも必要とおっしゃっています。
例えば、ストレスを受けにくくする食べ物として、未精白の穀物(玄米や雑穀米)をおすすめしています。

※食事改善のスタートにおすすめの本は、こちらの記事へ。
とはいえ、ストレスを受けにくくしなさいと言われても、周りの環境などに敏感に生きてきた方にとっては、難しい課題だと思います。自称HSPの私も、まさにそう感じています。
そんなに簡単に変えられない!でも、、変えたい!変える!!
アトピーの方で、繊細でストレスを受けやすい方、そうでない方は人それぞれだと思います。でも私の中では、ストレスを感じやすい方が多いのかな?という印象があります。
ストレスを避け生きていく、もしくは少しずつ変える努力をしていきたいですね。

良かった本などがあったので、またシェアさせて頂きます!
ステロイド薬からの離脱
また、安保先生は、アトピーが発症してからステロイド薬を使用している方は、まずステロイド薬をやめましょうと仰っています。
- ステロイドは皮膚組織に沈着して、炎症を起こす酸化コレステロールに変化。これにより炎症が増強される。
- ステロイドの処理にエネルギーを使う為、エネルギーが不足し、どんどん冷えやすくなる。
- 結果、生きる力が低下する。
- 免疫力が低下する。
怖い!私も人一倍疲れやすく、かなりの冷え性。それはステロイドの影響もあったのか、、
いわゆる脱ステロイドは、リバウンドとして色々な症状が出てきてしまうことがほとんどです。しかし、体を温めて血行を良くすることで軽減することが出来る、とのことです。
末端冷え性から冷えのぼせにまで悪化してしまった私は、相当血流が悪いと考えます。血流改善に取り組もう!
まとめ
この本の第1章「アトピーは自力で治せる」という章をまとめる形になってしまいました。
改めて、大人のアトピーは、副交感神経が優位な状態にストレスが重なることで発症してしまうことが多いそうです。
そのような大人のアトピーの対策としては、
- まず最初にストレス対策
- 体質改善
(食事や運動) - ステロイド薬をやめる
これらが非常に大切になるとのことでした。
他の章では、皮膚科医の方などが紹介している、自分で出来る対策法について書かれています。良さそうだなと感じるものがあれば、試してみるのも良いのではないかと思います。
最後に、この本の安保徹先生の言葉をお借りします。
個人的には、人参りんごジュースやアマニ納豆などを日常に取り入れてみています。
つらくて挫折しそうになったときには、そのつど、
「今、出ている炎症は、決して悪者ではない。根本から治すために、必要なステップなんだ」と自分自身に言い聞かせて、乗り切ってください。
引用:アトピーを自力で治す最強事典